FFT関連で、フロワサールの書いた「メリアドール」という物語があるらしい、と以前書きました。書きっぱなしにしておくのもアレだったので、ちゃんと探して読みました。原文はフランスの韻詩です。そんな昔の時代のフランス語が読めるわけもなく、数頁で挫折したので、英訳のさらに短くした版で読みました。原文(フランス語)のはアメリカのどこかの図書館(フロリダだったかな…適当)に電子データで公開されています。英訳もどこかにありました(←メモしなさいって…)。メリアさんのために、執念で頑張って探したんですよ…!
大まかなあらすじ。メリアドールはコーンウォールの公爵の息子。騎士の試合に出る。対戦相手を殺す。対戦相手の婚約者だった姫と結婚。娘が生まれる。娘の名前はPhenoree(だったと思う…)。メリアさんに殺される相手がCamelという名前の騎士でどうやら夢遊病の模様。あんまりぱっとしない人。姫さんにも嫌われていたらしい、のでメリアがCamelを殺してくれたおかげで二人はめでたし、めでたし。
…だいたい、こんな感じでした。ざっと読んだだけなので、どこがおもしろいのか全く分からないという…。原書のタイトルがMeliadorじゃなくてParadis d'Amourになっているのも有ったのですが、どのへんが愛の楽園…? 姫とメリアのやりとりも、原書だともっと魅力的なのかも。私が見た英訳だとかったるい、退屈な物語でした。メリアさんの魅力が全然分からない! フランス語の方だと、トリスタンやイヴァンの名前があったことはだけは分かったのですが、英訳ではその辺りがばっさりカットされていたので、メリアさんが、他のアーサーの騎士たちと、どのような関係を持っているのかももよく分かりませんでした。専門外すぎて分かりません。アーサリアンの方に代わりに読んでいただきたいです…。
まとめようと思ったのに、全然まとまりませんでした。また、そのうちきちんと読み返してきます…